「ｔｅｘｔ」ページに、劇場版補完ｓｓ連作の１０作目アップ。
正直、こんな時に、と思う気持ちはありましたし、そう思われる方も多いだろうのは承知してます。
ですが、こんな時だからこそ、いつも通りに。
被災した方々の無事と、被災地の復興を願って、いつも通りに。
少しでも支援できることを探しながら、いつも通りに。
いまだ安否の分からない方々が、少しでも『そこにいる』ことを祈って。
そして今このとき、『ここにいる』奇跡的な幸運を、胸に刻みつけて。
そんな願いと祈りを込めて、いつも通りの日常を噛みしめていきます。

そんなわけで、劇場版の補完連作もこれにて完結です。
さくさく進める予定で、少なくとも２月中の完結させたかったのに、大幅にずれてしまったことに悔いは残りますが、劇場版を見てからずっと燻っていた滾る思いをひとまず吐き出せたので今はちょっとすっきりした気持ちです。
が、大幅にずれたせいでこんな時にラストの話をアップしたのは、やっぱり複雑な気分でもあります。
アニメや物語の中ではたくさんの悲惨なシーンが描かれていますが、やはり現実に起こった凄惨な光景を目にすると、その途方もない衝撃の前では比ではなく、言葉もなく身が竦んでしまいます。
たくさんの痛みがそこにあること、その痛みを忘れないこと、だからこそ『ここにいる』幸いを、しみじみと感じるばかりです。
まだまだ被害の全容は把握できず、新たな被災についても予断を許さない状況ですが、冷静な思いやりをもって、無事な地域が支えていけるよう支援できればと願うばかりです。

以下、拍手お返事は続きにて。

★月杜さま
コメントありがとうございます！
月杜さまも無事でいらっしゃって、安心致しました。
鮒に限らず、週末に都内で予定されていたイベントや舞台各種はほとんどが中止または延期されているので、被害状況や余震の危険性を考えると仕方ないことだと思います。
関係者の皆様にとってもやむを得ない処置だったと思いますし、関係各所が奔走して、お詫びや対応措置のお知らせを見ると胸がつまる思いです。
今後のサードラン上映もどうなるかな？と思いつつ、皆様を励ますためにも、予定通りの上映と新たな企画を考えて欲しいなと願わずにいられません。
本当に、少しでもたくさんの人が、「そこにいる」ことを祈ってやみません。